データ連携基盤を活用したサービスで「スマート“ライフ”シティ山口」実現へ!

- 課題地域
- 山口市
- 担当部署
- 山口市 スマートシティ推進室
- 採択企業
- 一般社団法人データクレイドル
背景・課題
- 背景
- 山口市スマートシティ推進ビジョンのもと、令和5年度に山口市データ連携基盤を構築した。
- データ連携基盤を活用し、新たな価値創出と新たなサービスの提供を目指している。
- 現状の課題
- データ連携基盤を活用したサービスが未だ構築されておらず、利活用が進んでいない。
- 今後の活用に向けて、サービスの創出が急務である。
- データ連携基盤の活用に向けた課題等の把握が必要である。
実証方法

- ①データ取得
- 山口市データ連携基盤から、ハザードマップ・避難所等のデータをAPIで取得した。
- APIでのデータ取得の容易性(マニュアル等の整備状況等)を検証した。
- ②データ加工
- 取得データを必要に応じて加工し、マイマップへ反映した。
- データの扱いやすさを検証した。
- ③イベント
- 山口市のデータを反映したマイマップをもとに、イベントで市民に使ってもらい、イベント参加者の反応(データ利活用の有用性)を検証した。

検証結果

- 実証実験は、KPIをすべて目標達成した。
- データ取得・加工を通じて、データ連携基盤の使いづらいところが明らかになり、改善へと繋げることができた。
- イベントを通じて、データ連携基盤で保持するデータ自体は、他のアプリケーションでも活用ができ、有益であることが判明した。
今後の展望・課題
- 今回の結果を踏まえ、データ連携基盤開発ベンダーとも協議を行い、今年度中に修正等できるところは修正を行う。
- 長期的な議論が必要なものは、今後市で継続して議論・検討を行う。

- 共通化の検討も行う。
- APIをアプリケーションへ搭載する際の個別対応から標準化を目指す。
- 管理者による搭載に向けた機能追加を検討する。
- 避難所CSV一括登録機能やスポット設定などの機能追加を検討する。
山口市
- YAMAGUCHI CITY -

山口市は県の中央に位置し、高速道路、主要国道、新幹線や飛行機などの交通アクセスに恵まれ、第3次産業に特化した産業・雇用構造であることから、都市型産業の集積を進めています。 また、山口大学や山口県立大学、山口学芸大学のほか、IT系の専門学校など、高等教育機関を多く擁する文教都市としての側面を持ち、産業を支える多くの担い手が育っています。 新幹線「のぞみ」、「さくら」が停車する新山口駅周辺には大手企業の支店や営業所が集積しています。現在、県の陸の玄関としての多様な交流を促すため、駅空間のリニューアルを進めるほか、2千席の多目的ホール、会議室、起業創業支援施設、シェアオフィス、シェアハウスなどの施設整備を進めています。 山口市には国内では数少ないメディア・テクノロジーを用いて新しい表現の探求を行うアートセンターがあり、「制作」、「発信」、「教育」など多彩な活動を行っています。ここで生み出された作品の多くは、国内はもとより、世界各地の文化施設やアートフェスティバルを巡回しており、国際的にも高い評価を得ています。 https://www.city.yamaguchi.lg.jp/