シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI

実証結果

スマホで完結!粗大ごみ申込の市民負担を減らすツールの開発

課題地域
  • 山口市
担当部署
山口市 デジタル推進課・山口市 清掃事務所
採択企業
株式会社G-Place

背景・課題

これまで利用者が粗大ごみを出したい時、電話申し込みなので連絡できる時間帯が限られており、収集手数料の納付も窓口で現金支払いのみで受け付けていることから、利便性が低い。
職員側では、電話対応も含め、アナログベースの内部業務が煩雑で負担が大きい。

実証方法

  • 粗大ごみの戸別収集を、スマートフォンやパソコンからインターネットで申し込むことができる実証実験
    • インターネット上で申し込みと収集手数料の支払いの両方が完結できる(クレジットカード決済)
    • 実証期間:令和3年12月1日(水)~令和4年1月26日(水)収集分まで
    • 収集対象地域:山口・小郡・秋穂地域(市内の95%ほど)
    • ※実証期間中も電話での申し込みも引き続き実施

検証結果

  • 市民アンケートの結果、全市民が「今後も本システムを使いたい」と回答
  • 窓口職員には「オンラインでの申込みがあるって知ってたなら使いたかった」と市民の声が寄せられた

今後の展望・課題

  • さらに利便性を高めるため、機能カスタマイズと運用の見直しを行い、電話受付業務や行政窓口での徴収業務の削減を目指す


山口市
- YAMAGUCHI CITY -

山口市は県の中央に位置し、高速道路、主要国道、新幹線や飛行機などの交通アクセスに恵まれ、第3次産業に特化した産業・雇用構造であることから、都市型産業の集積を進めています。 また、山口大学や山口県立大学、山口学芸大学のほか、IT系の専門学校など、高等教育機関を多く擁する文教都市としての側面を持ち、産業を支える多くの担い手が育っています。 新幹線「のぞみ」、「さくら」が停車する新山口駅周辺には大手企業の支店や営業所が集積しています。現在、県の陸の玄関としての多様な交流を促すため、駅空間のリニューアルを進めるほか、2千席の多目的ホール、会議室、起業創業支援施設、シェアオフィス、シェアハウスなどの施設整備を進めています。 山口市には国内では数少ないメディア・テクノロジーを用いて新しい表現の探求を行うアートセンターがあり、「制作」、「発信」、「教育」など多彩な活動を行っています。ここで生み出された作品の多くは、国内はもとより、世界各地の文化施設やアートフェスティバルを巡回しており、国際的にも高い評価を得ています。 https://www.city.yamaguchi.lg.jp/

この記事をシェアする

その他の実証結果を見る